到着から8日目、PlayStation VRをようやく開梱できる時間が取れました。




結構大きな箱です。




側面に描かれたイメージ図の左側のサメに食われるゲームは PlayStation VR Worlds / THE DEEP だと把握しましたが、右の「親方!空から女の子が!」的なゲームはどのタイトルだか分かりませんでした。なお本パッケージにはゲームディスクは附属していません。何本かのタイトル(主に体験版)が無償で PS Store からダウンロードできます。なお本日午前中はPS Storeがサイバー攻撃を受けていたのか何なのか障害が発生していて、ダウンロードができずに遊べなかったことを報告しておきます。ディスクが付いていないというのはこういうリスクもあるんですよね。




外側の青い箱は開くと箱状ではなく、包み紙のように展開します。中から白いボール紙の箱が現れます。




その白い箱も凝った作りになっていて、上の写真のように半開きしたところで止まる仕掛けが付いています。中にはまたもや青い箱が現れますが、実はこれはもう中身で…




上に乗っていたのは、なんと取説でした。中綴じのものでは、ソニー史上最大級に大判の説明書なのではないでしょうか。




しかも各ページは贅沢にも図1つ+文章1つという構成。接続が複雑なだけに、かなり入念な案内になっています。




取説の下には細かく分かれた小箱が行儀良く並んでいましたが、それらを取り出してゆきます。




一番大きな小箱には、インターフェースボックスが入っています。そしてソニー製品でお馴染みのスタイルの取説がお目見え。




ああそうそう、普通、ソニー製品の取説ってこうです(笑。ある意味ほっとします。




小箱とスペーサーを取り出すと、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)部分が現れます。




小箱含め全部取り出すと、中身はこうなります。ほとんどケーブル類と言ってもいいでしょう。




HMDの接眼レンズ部。目の間隔を調節するような機構は見あたりません。(あとで判明しましたが、目の間隔の調整が必要な場合は、PS4本体の方でソフトウエア的に調節する仕組みが入っているようです。)




左右の目の間、眉間にあたる部分に近接センサーが付いていて、顔が近づくとHMD内のディスプレイが点灯する仕組みになっています。また、目の周りに接触する部分は柔らかいシリコンラバーでできていて、取り外して洗えるようになっています。おでこに当たる部分は取り外すことはできないようです。




早速ムスコにプレイさせてみました。12歳以下は視力の発達に悪影響があるといわれており、使用禁止ですが、まぁ家の中にこんなものがあったら興味を示さない方が無理だと思うので、少しの時間やらせてみました。結果、DRIVE CLUB で VR 酔いしたようです(ぉ




PS4へはUSBとHDMIの2本を接続しますが、初代PS4に接続する場合、USBの方はフロントに接続することになるのでどうにも収まりが悪いです。別途L型のUSBケーブルを用意するようですね。なおHDMIはテレビへの分岐機能があるので、PSVR使用時にいちいち差し替える必要はありません。

PSVRで見ている映像は同時にテレビにも映りますが、テレビを接続しないでもPS4 + PSVRという組み合わせだけでも使えます。PSVRに対応していないソフトや動画でも、まるで映画館のような大画面で見られるので、「画面はPSVRだけ」というPS4の運用方法もアリだと思いました。

私が使ってみた感じですが、まず私は視力が両方1.2ですが近視気味で、PSVRの視度補正機能では少し足りませんでした。PSVRではゴーグル部分を前後させることで視度補正をかける仕組みのようなのですが、私の場合、一番顔に近づけた状態からさらに顔にゴーグルをぎゅっと押しつけた状態が、一番ハッキリ見える状態でした。眼鏡かけろってことなのでしょうか…?

なお私もDRIVE CLUBで1分でVR酔いしたことを申し添えておきます(ぉ

詳しい使用感は、次のレポートで。


両面挿せるUSBコネクタというのは、L字型ケーブルでも重宝するんですね。左出し、右出しのどちらでも使えるので。