G40の内蔵マイクは音質的には悪くないのですが、どうしても周囲の音をまんべんなく拾うので雰囲気優先になりがち。もっと指向性を持った録音をしたくなり、外部マイクを購入してみました。




G40には外部マイク端子があるので、市販のものからの選択肢はとても広い…はずなのですが、残念ながらプラグインパワー方式に対応しておらず、電池を内蔵できるセルフパワータイプのマイクしか接続できません。

市販のセルフパワーマイクの中でお手頃価格帯だとオーディオテクニカのAT9940が挙げられますが、この機種はバッテリーインジケーターがないため、ここぞという収録のときには毎回新しいボタン電池を用意しないと心配です。

それと、安価なマイクはよく確認しないとモノラルだったりします。目的によってはモノラルでもいいんでしょうけど、今回欲しいのはステレオマイク。

ステレオでセルフパワータイプとなると、AT9940以外は軒並み2万円越えコース。さすがにそこまでは出せません。G40がプラグインパワーに対応してればなぁ…同社のEOSは対応してるのに、よりビデオカメラっぽいG40が対応していないなんて。

G40の天面にはシューが2つあります。1つは本体前方付近にある汎用のシュー。一般的なマイクはこちらに取り付けます。もう1つはカメラ後方にあるミニアドバンストシュー。こちらはソニーのハンディカムにあるアクティブインターフェースシューなどと同様に独自規格の電気的な端子が設けられていて、マイクの電源が供給されるようになっています。純正マイクを使えばマイク内蔵電池の心配からは解放されます。




そんな訳で電源の心配のない、Canon純正の DM-100というマイクを買いました。バッテリーの心配がない、HF G40で使える一番廉価なステレオマイクになります。




もちろんこの手のマイクにつきものの、ウインドスクリーン(もふもふ)が附属します。抜け毛は多少あるので運搬時はジップロックに入れています。マイク自体は「ショックマウント機構」によって柔らかく支えられており、カメラへのタッチノイズを低減してくれます。




カメラへの取り付け部。もうちょっとマイク使用中の端子部フタの収まりがいいと良いのですが。




ちなみに取り付け部の端子はこんな感じ。ソニー同様けっこう繊細な感じで、接触不良には気を遣いそうです。




その一方でHF G40にDM-100を装着すると画面右下に「S」ロゴマークが現れ、電気的に認識されていることが分かり多少は安心できます。レベルメーターの表示もあるのでなお安心です。このあたりの仕組みはいいですね。




「もふもふ」をめくると、指向性を三段階に調整できるスイッチが現れますが、一番指向性を鋭くするとモノラルになります。


さて、音質ですが、高音/低音の伸び具合にはカメラ内蔵マイクとの差はさほどないものの、目的の音をピックアップする能力が違います。冒頭に書いた通り内蔵マイクは周囲の音をまんべんなく拾いますが、DM-100だと明らかに正面方向の音をよく拾ってくれ、音自体の明瞭度も高くなります。また、さすがに純正だけあって、ホワイトノイズも小さいです。




HF G40は内蔵マイクの音も悪くないと思っていましたが、やっぱり外付けマイクは違いますね。