使用頻度は決して高くないんですが、この分野は応援しているのでそういう意味もあってTHETA Sを下取りに出して、THETA Vに買い換えました。THETA Sの下取りが思ったほど高くなかったことと、THETA Vが結構いい値段するので、結果として半額以上の負担額になってしまいましたが…。




今回、OSがAndroidベースになったということでイヤな予感はしていたのですが、それは見事に的中していて、AndroidベースのWalkmanと同じ悪癖があります。すなわち、

・起動が遅い。(コールドスタート時の起動時間 約15秒)
・すぐ起動できる「スリープ状態」だとバッテリーの消費が激しい。(測っていませんが他の方のレビューでは2日ほどでバッテリーがカラになるという話も)

ということです。やっぱAndroidはカメラや音楽プレーヤーに使ってはダメですよ…。

とはいえ悪いところばかりだと何のために買い換えたんだという話もありますので、良いところも挙げたいと思います。少し使ってみた第一印象としては:

・静止画の色が良くなった
・スマホへの転送が爆速。速かったTHETA Sよりさらに速い。
・4K動画きれい

といったところでしょうか。
静止画は全体的な青っぽさが抜け、キヤノンに近い健康的な色合いになりました。画素数自体はTHETA Sから変わっていませんが、精細感も僅かにアップしているように思います。

4K動画は「THETAとしては」という前提付きですが、過去のTHETAシリーズの中で抜群に高画質な動画が撮れます。これは思わず画質を見て「おっ」と声が出てしまった部分。




筐体はラバー塗装から、さらっとした一般的な塗装になり、経年劣化でべたつく心配がなくなりました。かわいいシャッター音は相変わらずです。

動画を中心にいろいろ進化しているようなので、価格上昇分が納得できるだけ楽しめるのか、試してみたいと思います。


RICOH THETA V 360度カメラ 全天球 910725 メタリックグレー(Amazon)